■メーカー名トヨタ■車名コロナマーク2■グレード2000グランデ■年式昭和52年式■走行距離82000キロ■車検有効期限19年8月■ボディタイプ4ドアセダン■色ブラウンメタリック■修復歴なし■整備記録簿あり■所有者履歴 ■ミッションフロア5速■排気量2000cc ガソリン■乗車定員5人乗名■型式MX41■装備フル装備 ■昭和52年の出来事 ◎映画「ロッキー」 ◎映画「幸せの黄色いハンカチ」 ◎ドラマ「岸辺のアルバム」 ◎沢田研二「勝手にしやがれ」 ◎石川さゆり「津軽海峡冬景色」 ◎千昌夫「北国の春」 ◎イーグルス「ホテルカリフォルニア」 ◎アバ「ダンシングクイーン」 ◎青酸コーラ事件 ◎映画「スター・ウォーズ」 ◎王選手756号ホームラン世界記録 ◎ベイシティローラーズ来日 ◎日本赤軍、日航機DC8をハイジャック body,td,th {font-size: 12px;}.g12 {font-size: 12px;color: #7D7D7D;} 昭和43年 コロナとクラウンの中間を埋めるべく 登場した「コロナ・マーク2」。 英国では、ジャガーにもマーク2が存在するように、コロナを飛躍させ、さらに上級を目指したのは、 キャッコピーの「コロナから生まれた理想のコロナ」 でも明らかである。 またこの時期には、 日産ローレルも発売されており、番付から言うと、 大関クラスの凌ぎあいが始まったわけだ。 初代は、そのフロント意匠から 「イーグルマスク」と呼ばれ、 のちにDOHCエンジンを搭載する「GSS」 も投入され話題を呼んだ。 バブル期には、 「お隣も 隣の隣も マーク2」 なんて川柳が流行したかどうか知らないが(笑)、 まさに一世を風靡、、飛ぶ取り落とす勢い、、とにかく白いマーク2が売れに売れ、 トヨタの屋台骨を支えたのであった。 ちょうどその頃、、この旧車屋@親父もトヨタディーラーで新車を売っていた。 (その風貌で・・・信じられないという声もある(笑)) 話題性では、新たに登場した「ソアラ」であり、クラウンのエレクトロマルチビジョンであり、だったのだが・・・ふたを開けると、、静かに売れ続けていたのは、やはりマーク2だったという経験上、「トヨタの屋台骨を支えた」という表現もあながちオーバーではないと思うのだ。 現車の3代目から、4・5・6代目 つまり60系70系80系は、、あれだけ売れに売れ国民車総スーパーホワイト現象を引き起こしながら、 (さすがにこれはオーバーか、、) ふっと気付くと、今となっては街ですれ違うのも稀だということに気付かないだろうか!? そう これもバブルの功績、、 いや 功罪。 代替需要に翻弄された消え行く者達。勿体ない話だ。 まだまだ現役で乗れるというのに・・ リサイクル法などが制定されたのはごくごく近年。 それまでには膨大な産業廃棄物が この地球に影を落としただろう。 いつか人間は、 そのしっぺ返しを 受けよう。 いやいや、、この旧車屋@親父も その片棒を担いでたわけで・・ あの世に行ったら、閻魔様へ正直に告白しなければならない。 横道にそれたが、、現車を見てみよう。3代目にあたるMX41マーク2グランデだ。意外と前期型は少ない。これは当店での扱い数から見ても、圧倒的にバンパーが大きくなった後期なのだ。というか・・・10年ぶりくらいの前期型の入庫。そして3代目と言えばこの色!ダークブラウンメタリック。再塗装され、一層輝きを増している。 M型エンジンは静か。ごく普通に街乗できる安心感がある。 メッキバンパーに純正オーバーライダーが、旧車然していて、 泣かせるところ。 「マーク2」とは、2番目を意味していない。より上級な意識付けが、そこにある。 最期まで「セダン」にこだわり続けたトヨタだが、、 平成16年 「マークX」の登場に伴い、9代に渡る「コロナマーク2」36年間の歴史に幕を引いた。 唯一ステーションワゴンが「マーク2ブリット」として名を留めるが、今年中に絶版になる予定だ。
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